おうちの話・日本最大の住宅展示場


漠然とでもいいからイメージが出来てきたら、より具体化するために住宅展示場に行ってみるのも良いだろう。ナントカ住宅展示場あるいはナントカ住宅公園などという名前で、各地にあるのがそれだ。あまり田舎のほうでは無いかもしれない。
それで、うちはというと市町村としては日本最大の人口を抱える横浜市だけあって、住宅展示場も日本最大級のところがある。tvkハウジングプラザ横浜
ここは、電車で行くとJR横浜駅から相鉄線に乗り換えて、普通各停で一駅の平沼橋が最寄。つまり横浜駅からも歩いていける。しかしながら、敷地が異常に広く、駐車場もかなりあるので車で行くのが一番良い。また、利用したことはないが、横浜駅からシャトルバスも出ているらしい。
平沼橋、のほうがよく通るので勝手に代名詞化してしまうが、ここはとにかく広い!ほとんど、ひとつの街を形成していると言っても決して過言ではないくらいに広い。ハイエンドからローコスト、洋風、和風、木造、鉄骨、だいたいのハウスメーカーが集結しているため、他の展示場に行く必要はないと思えるくらいだ。
実際、最初は別の展示場に足を運んでいたのだけれど、平沼橋に来て以降はそちらに行くことも無くなった。
ま、ハウスメーカーの建てるモデルハウスは、一般客が建てれるような仕様では到底違って、坪単価100万円とかで建ててる贅沢仕様なので、見たままに建つことはありえないが、何しろ競争は激しいところなので、各メーカーとものんびりはしていられない。足を踏み入れれば、呼びこみ、呼びこみである。勉強とばかりに、何の気なしに入ってみるのも良い。でも、まずは散歩がてら通りをすべて歩いてみて、琴線に触れたところに行ったほうが良いようにも思える。
だが、入ったが最後…ではないが、じっくり話を聞こうものならば、向こうも簡単には放してくれないので、2、3時間は平気で過ぎていく。子連れならけっこう難儀だ。特徴だけ聞いて、カタログもらって自宅で検討しますくらいで良いだろう。どこに行っても住所氏名を記入しなければならないが、これは仕方ない。熱心なところなら、電話攻勢が開始される。(はっきり言えば良いだけのことだけど)
私の場合は、何度か行ったけど、全体の四分の一くらいしか回れてないんじゃないだろうか。洋風&木造になると金太郎飴のように同じとこばっかりするので、あえて旭化成へーベルハウスなんてお高いところを見てみたり、和風の佇まいを見てみたり、特色の違う家を見て、「自分は本当はどういう家を建てたいのだろう」という気をなんとなく呼び起した。
で、通算すると、10個目くらいだろうか。見事に妻含めて感じの良かったところが見つかって、それからいろんな紆余曲折があったものの、最終的に決めたのだった。
その間、やっぱりハウスメーカーではなくて、地場の工務店が良いんじゃないかとかいう浮気をしてみたりしながらだったわけだけど、一番大事なのは、後悔が無いようにとにかく多くの視覚情報を得ることかなーと思う。
住宅営業って仕事は棟数ノルマがきつくて大変らしいので、冷やかし気味に行くのだけは程々に…。ここはないなーと思ったらきっぱり断ることです。