鬼はつらいよ


恵方巻と聞くと「いや、関西人じゃないし」、バレンタインデーと聞くと「いや、キリスト教徒ではないし」とのたまうひねくれ者の私です。そんなどこの馬の骨ともわからないイベント目白押しの2月です。
が、しかし節分に関しては平安の昔から連綿と行われている伝統行事だから、しっかりとやりました。だって妻から「仕事さっさと済ませてはやく帰ってこいよ、鬼」みたいなメールが飛んでくるからね。
しかし、すっかり鬼役も板についてきました。うちはマンションの4Fなので、細々としかやれないのですが、来年は(今のところ)戸建になっている予定なので、それこそ「すわ、水戸泉の再来でごわすか!」と妻が目ん玉ひんむきまくるほどの量のマメをむんずと掴み、星空に向かってばら撒いてやる予定です。
そして、いつの日か恵方巻みたいないかがわしい(勝手な決め付け)ものを跳ね除けて、我が郷土料理である「レタス巻き」に取って変わらせたい。どうせ、食べ物なんて何でもいいんだろ。巻いてれば。しかも明らかにレタス巻きのほうが美味しい。実際、恵方巻きなんてもの食べたことはないが、レタス巻きのほうが科学的にも上回っているに違いない。
その為には、イメージ戦略だ。広告代理店にでも宮崎県人を大量に送り込むような、某宗教じみたことはしなくてはならないのが難儀なのだが、いつの日か自然にそうなっていくことを望んでいる。
ちなみにレタス巻きとはこんなものです。宮崎に行った際は、チキン南蛮、地鶏、そしてレタス巻きです。