新車購入顛末記

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ホンダカーズ(旧クリオ系列)に初売りセールを見に行く。新しく出たフィットRSの試乗を希望したが、あろうことか客が持ち帰っていたらしく試乗出来ず。結局、フィットとステップワゴンのカタログ(と福袋)をもらって終わり。担当?営業が忙しいからかしどろもどろな対応だった。

マツダアンフィニに行く。こちらも初売りセールということで見に行った。ウェブでエクステリアが良いなと思っていたプレマシーをメインに物色する。担当営業はとても感じのよろしい若い人だった。おそらく年下…。プレマシーの2000ccの最上グレードとなる20Zの試乗をしてみたが、走行性能が素晴らしく、私好みな固めのシートで、ホールド感があり、とても気分が良かった。この車なら買っても良いなと、いきなり本命が決まってしまう。あーれー。まぁ嫁もなかなか気に入っているようだった。

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ホンダカーズ(旧クリオ系列)に行く。4日に試乗どころかまともな応対も受けれなかった為、再チャレンジ。一応、エアウェイブも気になっていたので、乗るだけ乗ってみたが、あまりの天井の低さに閉口してしまう。いくら天井がガラスだからって低くては開放感より圧迫感を感じる…。気を取り直してフィットRSを試乗する。まあまあの出来だし、造りこみはそれなりに良いと思ったが、なんていうんだろう、期待値が高かったのかな?イマイチな印象を受けた。ちなみにフィットならばRSしか買う気がなかった。これから街中はうじゃうじゃとフィットだらけになるから少しでもグレードは高いに越したことはないからね。浅はかな考えだとつくづく思う。結局フィットは無いなと切り捨てて、ストリームを見る。新型はなかなかスパルタンな面構えだが、こういうのが今のトレンドらしく、世の中間違っているなと少し思った。我が家にはちょうど良いサイズなのかもしれないが…、試乗するだけしてみた。すると担当営業がどうやらストリーム担当だったのか、フィットの時とは打って変わって、嬉々として薦めてきた。試乗中にものすごい饒舌。いや、そんな喋られたら試乗車の感じとかわからんからってくらい。試乗後に見積もりを出してもらったけど、どうやら初売り限定をどうしても売りたいらしく、けっこう無理目な値引きと下取りを提示してきた。今逃したらもう無いですよ的な追い込みだ。誰が正月早々にふらりと来ただけなのにハンコ押すかっての。いちおうホンダ好きだし、ストリームも嫌いではないけど、友人同僚がやたらと乗っている車種だからあえて買うのもどうかと思った。スライドドアではないしな…。ステップワゴンスパーダやオデッセイもあったが、本体価格が高いのでパスした。

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去年末、新横浜の近くオープンした「トレッサ横浜」なる施設に行く。ここはトヨタが大挙して各チャンネル店を置いて、トヨタだらけのショッピングモールといいうところだ。一度は行っておきたいし、ついでに車も見れるということで行ってみた。特筆すべきは、都会の商業施設では珍しく、駐車場が無料ということだ。トヨタ車を一通り見れて良かった。特に惹かれる車はなかった。あれだけ車種を作ってるのに無いとは。さすがトヨタ。だが強いて選ぶとすればノアとアイシスくらいか。

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やる気は無かったのだが、思い立って日産も見に行くことにした。セレナとラフェスタを…。ラフェスタは、これは一瞬見て無いなと思った。セレナはひたすらでかいなー持て余すなーとノアを見た時、率直に感じたことを思い出した。大は小を兼ねるとは言うけれど…。誰かが言ってましたわ。「空気を運ぶ車」だって。あとターゲット圏外でしたが、デュアリスがなかなか良かった。

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トヨタトヨペット店に行った。根本的にトヨタが嫌いなせいで、適当に入ったらトヨペットではミニバンは何の興味の無い車種しか取り扱っていなかった。営業さんすまぬ…。それでも一応、イプサムマークXジオを拝見した。イプサムはさすがに全体的に古さを感じた…。それに対してジオはさすがに質感高く、資金力があれば欲しい車だと思えた。まぁ軽く見て去った。営業マンの対応はそれなりに良かったと思う…。

続いてトヨタの2店目、カローラ店。プレマシーの最大のライバルとなるであろうアイシスを見ておかないでは済まないので実際に見てみることにした。狙いはスポーティグレードであるプラタナ。居住性については確実にプレマシーを上回っているだろう。問題となるところはない。ただ、面白味が無いといえば無い。優等生なのだ。試乗もしてみたが、ソツなく走る感じ。運転することそのものに楽しさはない。トータルでは高いレベルにあるが、果たして買って納得するとは思えなかった。営業さんは最も良かったと思う。現場叩き上げな感じが良かった。トヨタにもああいうまともな営業がいるのだなと考えを改めなおした。アイシスの見積もりも出してもらったが、あまり芳しくなかったので、その場を後にした。

17時頃に約束していたマツダアンフィニに30分ほど遅れて到着した。お目当てのボディカラーであるストーミーブルーマイカが届いたらしいので、その確認。というかいきなり着いてから試乗してた。やはりフィーリングがすこぶる良い。試乗するときにいちいち営業が乗り込んでこないところが、この店の良いところだ。前回までに乗ったグレードからはダウン(20Z→20S)するが、ホイールサイズが落ちた分乗り心地は上がっていた。間をとって16インチで良い。デザインも純正16インチのものが割とお気に入りだ。
試乗後、いろいろ考えたが色は濃いめ青のストーミーブルーマイカより、マツダらしい?オーロラブルーにしようと思った。その後、交渉開始。オプション品はこれでもかというくらいつけたんだが、計80万円にものぼり、まさに車一台買えるほどの値段となった。カーナビや両側電動スライドドアは外せないのはわかってもらえるとしても、リアモニタ(天井に吊るしたリア用のTV)や足元イルミネーションなど少々常軌を逸した要求だった。諸費用を含めると総額も300万をあっさりと越え、ワンランク上の車も買える感じになってきたが、このオプションてんこもりを背景とした値引き交渉に移る。嫁もこの日に契約するとは思っていなかったらしく、長丁場の交渉に疲労困憊気味。ようやく折り合いがついたのは午後8時。実質50万円の値引きで納得のサインとなった。いっぽう、愛車のほうも55万円の値が付き、まずまずであった。

金貸しのお世話になることもなく、納車は2月下旬の予定。楽しみである。ブイブイ言わすよ。
そんなところで、今年もよろしくお願いします。