2008年秋の大旅行・みちのくの旅3日目

朝6時起床。早起きすぎて勝手に狼狽する。ペンションのしおりにも書いてなかったし、チェックインの際に言われなかったので、たぶん朝に風呂は入れない。居たたまれなくなって、ペンションの外に出ようとしたら、玄関に鍵が掛かっていた。まぁそんなに離れなければ良いよなと外に出てみたが、鹿や熊などいる気配もなく、冬間近の風景が映るばかり。うーん、やはり雪があったほうが良かったな。
8時に朝食をいただいた。自家製ソーセージ、これまた自家製の天然酵母パンが美味しかった。イーストとか天然酵母とかよくわかっていないので妻に聞いたら、的確に答えてるのだろうけど、理解出来なかった。とりあえず天然酵母のほうが作るのが面倒だけど、体には良さそうで大概美味しいということだけはわかった。
本日は3連休の最終日ということで、夕方の渋滞に巻き込まれないように早めの出発をしたかった為、8時半にはペンション「ホワイトテラス」をあとにした。
遠刈田温泉から来た道を引き返すが、その途中、いくつかチーズ直売所や野菜直売所が点在していて、ちょうど商い始めの直売所に立ち寄った。最終日だからありったけの野菜を仕入れようという魂胆だったのだが、まぁ野菜がでかいわ安いわ美味しそうだわで、お店の人も極めて良い人だった。場所は国道457号線沿いだったので、注意深く直売場の看板を探せば行ける筈。
大量に買った野菜と果物の一部(たぶん総量で15kgくらいあったと思う…)


ETC割引の「ドラ割」の周遊エリア南端は白石ICなので、少し戻り気味ながら白石ICから東北道に乗る。ところが、ETCレーンが工事中で閉鎖していて、一般レーンから通ることになり、係の人には「これを降りるICで渡してください。ETC割引の適用がある場合はその旨お伝え下さい。」とか言われて、大丈夫かなと不安になる。そもそも九州もそうだったが、東北もETCレーンが比較的少ないし、ETC装着率も悪いからな…。適当な扱いだった。
東北道の上りは快調そのものである。1日目の下りの際は、福島あたりで雨(雪?)の為、80km規制がずっとかかっていたが、それが無かったので、ペースは幾分早い。そしてなにより景色が良いことが一番ですね。かつて通った際は夜間だったので、まったく気づかなかったが、東北道がこれほど楽しいとは。
昼食は休憩も兼ねて那須塩原SAにて。11時過ぎに入った為、客はまだいなかったが、私はしょうが焼き定食(あいかわらず注文が適当)を頼んだ。妻はなんか牛肉料理を食べていた。お肉大好きだな…。
那須から川口JCTまではほぼノンストップ。料金所では一般レーンに進み、係りの人に「出発ICのETC壊れてたんでー」と訴え、「ドラ割」の話をするが、特に割引の話がまったく通じず、何やら係りの人が電話をかけだした。上の人に確認をしているみたいだ。「ああ、そうなんですかー」「とおしてもよろしいんですね?」と明らかに割引のことを現場の人に教えてないことに気づく。おい、NEXCOよ…。
そんなこんなで待つこと1分程度。後ろにも何台か車が来ている気まずい状況の中、なんとか通してもらえた。係りのおっちゃん自体は良い人だった。たぶん上のほうが腐ってるのだと思う。ちゃんと処理できたかどうかは、ETCカードの明細見るまで不安を抱えることになりますが、仕方が無い。
そのまま首都高に入り、気まぐれなカーナビが銀座方面ではなく、荒川を通って湾岸線で帰れとおっしゃるので、仰せのままに遠回り。何だかその頃には大雨になっていた。あまりにも無理のある設計として思えてなら無い大黒PAでトイレ休憩し、我が家に帰宅となった。
総走行距離は1000km。特に問題なく、これといって渋滞も無く、全体を通じて新鮮味溢れる楽しい旅であった。
東北は、今度はいつ行けるかな。