ジムニーJB23整備記録 - バッテリー

みんカラではなくはてなダイアリーに載せるあたり、完全に需要を無視している。が、何てことはない。たかがバッテリー交換である。
引き渡し当時のジムニーに取り付けられていたのは、「40B19R」という規格。ちなみに「40」のところは電気の容量の大きさを示す値。「B19」のところは、バッテリーのサイズ(ノートでいうところのA4とかB5みたいな感じ。B19、B24、D23とかある。)最後の英字は「LL」と「R」があって左右どちらにプラス端子があるとかいうものだったとおもう。(適当)
ジムニーの規格を見ると、「40」でも足りないことはないが、最低ラインといったところ。寒冷地仕様(東北以北)だと、「55」となっていた。
昔、ギャランに乗ってたときに東北ドライブを出かけたところ、白河関を越えてしばらくしてコンビニに寄って、再始動しようとしたらエンジンがまったくかからなくなったことがあった。「すわ、こんなところで壊れたのか!?」と焦ったが、駆動系がイカれたのではなく、バッテリが標準だったので、東北の極寒に耐えきれず働かなくなったのだ。
そんな故事もあり、バッテリーはなるだけ良いものと、をモットーにしている。ジムニーにも例外なくというか、そもそも引き渡し時点で容量不足に起因すると思われる、始動性の悪さが目立っていた。

バッテリーは汎用的なものなので種類も豊富。「これしか取り付けてはだめ」なんてものはない。そいうわけで、選んだのは、Panasonic CAOSというバッテリー。少々欲張って「75B24R」にした。ジムニーの場合、55B24Rが寒冷地仕様(高性能仕様)なのだけど、Panasonicの技術力を持ってして高効率化されて規格外の75まで容量アップされてるという化け物だ。いちおう、実績があるかみんカラなどで確認していたが、問題ないらしい。というか愛好家は結構取り付けている。

さしものディーラーやガソリンスタンドで交換しようとするとコイツはあまり付けようとしないのではないか。国産としてはたぶんハイエンド。故に工賃上乗せでの値段になるとかなりの高額になる。
自分は一回だけ棒カーショップでやってもらったことがあって、その際の取り付けが悪くて、結果的に廃車になった(勿論補償はしてもらったが)ことがあって、その機会以外はすべて自分で交換してる。というかバッテリごとき交換できないと男としては恥ずかしい。とても簡単。順序と感電の問題だけである。

そんなわけで、カーショップで買うなんで愚かなことはせずに、インターネットで安く出ているところから購入。ネットではオートバックスなどのカーショップより実に半額以下で購入することが出来る。くれぐれも自己責任だが、自分で買って取り付ける場合に、何かあっても自分が悪いだけなので、カーショップに取り付けてもらう場合には「安心料」を余分に払ってると思ったほうが良い。自分は安心どころか車ぶっ壊されたが。
※カーショップは基本的に無料で取り付け・廃品引き取りまでやってくれるとこが多いです。

さて、取り付け。
ボンネット開けて、マイナス端子はずして、プラス端子はずして、ステーはずして、バッテリ本体はずして、ちょっと掃除して、新しいバッテリ取り付けてステー取り付けて、プラス端子取り付けて、最後にマイナス端子を取り付ける。カーメンテナンスとしては比較的簡単な作業だ。10mmか12mmのスパナ(片側がスパナで、もう片方がメガネレンチになっているものが作業性良い。ホームセンターで1000円未満で買える。)があれば初心者でも出来る。あと軍手も付けておいたほうが良い。

買ったのは、Panasonic CAOS 75B24R

ジムニーのボンネット開ける。上側にちょっと見えるのはインタークーラー。

マイナス→プラスの順に端子を外す。スパナで緩めれば簡単に端子は外れる。

交換完了。青い筐体がかっこいい。

作業時間としては約10分程度。交換したあとは顕著に始動が良くなった。ラジオしか聴かないので、本バッテリーの謳い文句だった「サウンドまで高音質になる」というのは実感できないけど、ほぼ満足のバッテリであった。プレマシーのほうも次…来年くらいだろうか。PanaCAOSを付けたいなと思う。