マニュアルモード付きAT車はオートマ限定免許でも乗れる


そういえば、新しい車はマニュアルモード付きAT(基本的にオートマだけど、Dポジションからマニュアルオジションに移動してギアチェンジが出来る)なのだが、擬似的なものとはいえマニュアル操作が出来るのだから、AT限定免許だともしかしたら乗れないのでは?と思っていた。とはいえ自分はMT免許なので知ったことじゃないと棚上げしていたら、嫁はAT限定免許なので、一応調べてみることになった。結論としては、ぜんぜんOKということだった。要するにクラッチ操作があるわけじゃないのでOKなんだと。じゃあ、ギア構造のしくみとか別に知らなくていいのかよ…と思った。
あと、よりMTに近いものとしてセミATというものがあるが、これもAT限定免許でも運転できるということらしい。でも、これだけMT車が少なくなって、事実上スポーツカーでしか設定が無くなりつつあるご時世となろうが、CVT車だらけになろうが、マニュアルシフトのことを「かきまぜ」とかいうおっさん(というかおじいさん?)が絶滅しつつあるという状況にあろうが、やはり男性ならばAT限定ではなくMT免許ではないとカッコがつかないと思う。ま、それは田舎だけの腐れた認識かもしれないんですが、昨今の自動車学校ではどのようになってるんだろうね。我々の学習していた頃はそもそもCVTやハイブリッドもぜんぜん出ていなかったし、各メーカーで独自技術としての構造もある。ここ10年の自動車の進歩は凄まじいと思ってるんだけど、それにちゃんと対応してるんだろうか。
CVTCVTでATとは勝手が違う。そもそもギアでなくてベルト式(例外もあるが)だし、シフトショックはないし、クリープ現象もない。免許制度でのAT車の定義は、「クラッチ操作の不要な自動車」ということなのでCVT車もこれに該当することになる。
そういうことを踏まえると、現状のAT限定は「限定」の範囲が「限定外」より遥かに広いことになる。おかしなもんだとつくづく思う。