カーポート

クルマ持ちにとって、ひとつのささやかな夢。それが車庫もしくはカーポート。
デリケートなクルマは、炎天下にさらされればそれはもう車内は灼熱地獄になってるし、車外、すなわち塗装面なんてさらに過酷な状況におかれる。
日本車というのは総じて板金の塗装が2層くらいで薄かったりするので、炎天下にさらすのはけっこう可哀想。ちなみにベンツなんかは8層くらい塗られているので、相当に厚い。日本車でもレクサスはとても手厚く塗装されている。
ま、そんなわけで、じゃあどう守るかというと前述の車庫、カーポートという話になってくる。ガキの頃、隣のおうちには電動シャッター式のコンクリ車庫があって、とても羨ましい思いとした。車庫は無理でもせめてカーポートだけでも…という思い募って、新居では躊躇無くカーポートを設置した。
もちろん、そんなもの不要という意見もあるだろう。しかし、雨天時に雨よけが出来ることで大慌てで乗降することもないし、汚れにくくなるので洗車の回数も減る。クルマをいたわるのであれば、設置するにこしたことはない。
そこで、設置したものであるが、多少奮発して熱線吸収シートのカーポートにした。これはどういうものかというと、太陽光線に含まれる赤外線をカットして、カーポート下の温度を他の箇所より数度下げてくれるというものだ。夏場にはきっと大活躍する。

トステム シグマポートシリーズ
http://www.tostem.co.jp/lineup/exterior/carport/sigma/

ちなみに、天井がコンクリの車庫なんかは固定資産税の対象となるそうだ。カーポートのような塩ビ系素材だとセーフなんだとか。カーポートももちろんセーフである。
ただ、永久的に破損しないわけではないので、ある程度のメンテが必要になってくると思う。
で、実際使ってみているが、雨天時は確かにあったほうが良いと思った。ただ、汚れは横から風に流されて付着することもあり、思ったほどの効果はなかった。これから暖かく、そして暑くなるにつれて効果があがってくることに期待したい。