おふろ

昼間は仕事で出かけているので、お家なんてものは専業主婦がメインで滞在している。つまり、機能的なことは基本的に主婦目線で話が進むし、何かと言うことに説得力がある。夫側がいうことなんて思いつきの範疇でしかないんじゃないかな。
そうは言いつつもこだわりは持ちたい、ということでお風呂はこだわった。
打ち合わせの段階でお風呂は大きいほうが良いな、というのを担当営業に
伝えていたので、提案された間取りでが浴室は1.25坪だった。標準的な広さでは1坪なんだそうだ。だから普通よりはちょっとだけ広い感じ。
広さだけでなく、スペックとしても標準よりマシなものにしたかった。注文住宅に決めた時点でそれは虎視眈々と狙っていた。
普段こだわりが無いことが特徴である自分としても珍しいこと。というのも、風呂にあまり恵まれない境遇があったのだ。実家の風呂は古いものだったし、大人の事情により、現・実家のほうは五右衛門風呂(!)だし、岐阜事態はいわゆる「屈葬」みたいな入り方で入るしかないようなえらい狭い風呂だった。ガス式でなんか廻してカチカチッっと点火するタイプの風呂だ。今どき公団以外であんなのなかなかないんだろうか?
ともかく、そういう背景もあり風呂にはこだわりを見せた。
クリナップ、ノーリツ、TOTOなどのメーカーをいろいろと見たが、最終的に決めたのはパナソニック電工の「ココチーノ」だった。

決め手となったのは、浴槽の高級感。スゴピカ素材というらしいけれど、普通のプラスチック感のものではなく、かといってどぎつく光沢があるわけでなく、ぱっと見でいいなと思った。
その他、オプションも多いことですかね。ココチーノは普及版のSクラスと、上位版のLクラスがあって、こだわりを見せる自分としては当然Lクラスを選択。(勿論、妻には当初反対されたが)
Lクラスでは標準仕様が良くなることに付けくわえて、何と言っても「酸素美泡湯」がオプション追加できる点が大きい。
パナ電工のショウルームでも酸素美泡湯の展示があったりと推していて、これはナニモノかというと、細かい酸素の泡がぶくぶくと出てモイスチャー効果で湯上りポカポカお肌にも良い…とかいうものだ。スーパー銭湯なんかで白濁した湯船があったりするけど、あんな感じのもの。入浴剤なしで温泉感というかスーパー銭湯感が得られるのが何にも替えがたく良いと思った。
また、細かいところではあるが、シャワーの湯量や湯温を変える水栓の部分はいわゆる「ひねる」ものではなく、上下させて調整する、これも「スーパー銭湯感」が出ているところ。
伊達に、一か月間毎日スーパー銭湯に行って、月2万円ほど散財した過去があるわけではない。
入浴感は後日レポートするが、とりあえず現況を…どうも広さが伝わる写真が撮れないのが難点だ。