おうちの話・住みたい街って?


これまでいろいろと住まいを変えてきました。引っ越し回数でいくと6回くらい。これが多いのか少ないのかはわからないが、県名でいくと、宮崎→愛知→岐阜→愛知→佐賀→神奈川となる。書いてみるとアチコチ加減がうかがい知れる。「住めば都」とはよく言う。しかしそれは機動性もあり適応性もある一人暮らしでの話だと思う。子育て世帯にとって、住みやすさというものは非常に重要だ。住んでみて大変だった、と聞くのは大概子供を持つ親から聞くことが多い。
そんなわけで、今住んでいるところが非常に気に入っていて土地が買えるなら話は別として、通勤圏内で新たな巣となる地を考えなければならない。
「住みやすさ」などで検索すればそれなりにネットでも情報が出てくる。例えば検索上位になっているのが…
2007年度住みやすさランキング
上記サイトの場合、日本全国を対象にしているようで、やけにざっくりとしたランキングだが、第一位・横浜、第二位・京都…とこの時点で全く参考にならないのがわかる。横浜は、そう住みやすい街とは思えないぞ?京都にいたってはイメージ先行で、あの街の夏場の酷さ、繁華街の酷さを果たして知ってのことだろうか…。
参考にするにしても、情報の良し悪しがあることもインターネットならでは。
全国の住みやすい街ランキング
上記サイトは、個人的にも参考にしたところで、日本全国を網羅しているし、街の基本データから、様々な指標でランク付けしてくれている。その指標とは、閑静、子育て安心度、教育、健康、生活利便性、同年代比率、過密性から成っており、やや都会有利であるようにも思われるが、東京通勤圏の方なら大いに参考になるだろう。
発表!住みたい街ランキング 関西編
発表!住みたい街&路線ランキング 関東・街編
上記サイトは、関西と関東限定の話になるが、予算度外視だとしても参考にはなる。吉祥寺、中目黒ですか…そんなところ土地買えるわけが…。マンション販売のサイトだから仕方ないとは思う。ただ、情報は充実している。あとは、ネット掲示板なんかで、玉石混合の情報を数多仕入れて分析する他ない。
指標という言葉を前述したが、何を重要視するがやはり問題になってくる。子供が出来て、土地探ししていくまでは頭の片隅にも無かったが、小学校や中学校の学区によって土地を考える人もけっこういるらしい。これについては、ネットでの情報もそんなに得やすいわけじゃなく、その土地の人に聞くのは確実性が高かったりする。また、構造的に騒音が多い土地だったり、坂が多かったり、街灯が少なかったりと足を運んで見なければわからないことも多い。
そうして努力した上で、「ここに住みたい!」という土地が見つかるかもしれない。
うちの場合は…ほとんど土壇場に近い形で、それまで絞りに絞ったエリアからかなりすっとんだところの土地に決めてしまった。要件をほぼ完全に満たしている上に相場がおそろしく安いところだったので…固定観念を捨て去ると人間思いきったことが出来るもんです。でも、こだわりも大事だと思う。出来れば、一生住みたい街が見つかるといいですな。