はてな歴代愛車出し

プレマシーで所有者も7台目、ということで、これまでの所有履歴を振り返ってみた。前に書いたように私は愛車と別れるのはつらいものと考えるおセンチな人間で、過去の車を街中で見かけては物思いにふけるのだが、これからはそれが6台に増えるわけだ。忙しいったらありゃしない。
さて本題にいこうか。注)写真は適当に頂戴してきたものなので、色がだいたい合ってるけど付いてるパーツとかホイールはかなり違います。

まず、最初に乗ったのが(まぁ軽トラとか社用車のライトバンには乗ってたんだけど、所有はしてない)マツダのファミリア(1500cc、FF)だった。これはどこかの社長令嬢がイギリス留学するとかでタダで頂いたというか回されてきた車だった。タダだけあって驚くほどのポンコツでミッション系が明らかにイカレており、ATなのに交差点とかで曲がろうとすると高い確率でエンストこくという悪魔車だった。しかも前述の令嬢の嗜好なのだろうか、どぎつい香水臭がして、何をやっても匂いが消えず、手放すまで本当に消えなかった。まともな車に乗りたい!というのが当時の魂の叫びだった。ただ、ファミリアって名前は好きでした。後年、サグラダ・ファミリアに行くきっかけになったわけではない。

トヨタ・コロナ(1800cc、FF)。会社の先輩が退職しちゃって、乗ってた車を頂いた。なぜか5万円とられた。しかし車検がたんまり残ってたので普通に良い買い物だったと思う。その後先輩は国(奇遇にも同郷)に帰ってMR2ブイブイいわしていたらしい。グレードは、たしかスーパーサルーンだったと思うが…うろ覚えである。ファミリアより乗り心地、運転のしやすさ、エンストの無さ、すべてにおいてワンランク上であった。あくまでも最下層からのランキングアップであるが。この車はたしかお尻を振ってドライブシャフトが狂ってしまい、他にも数え切れないくらい荒い運転をしてしまったので早々にお亡くなりになられた。

ホンダ・シビック(1600cc、FF)。EG6である。実は学生の頃からシビックが大好きでいつか絶対に乗りたいと思っていたので念願かなったりという感じだった。年式の古い中古だったので、50万くらいで買ったと思う。無限パーツをがしがし付けて遊んでたなぁ。この頃は車いぢりばっかりしてた頃だった。名古屋にあるパーツランドナゴヤに週末いつも通っては中古パーツを物色していた。この車は改造したり性能の限界に挑戦したり過酷な扱いをしてしまい、死期を早めたせいもあり、箱根の坂を登ったところでうんともすんとも言わなくなった。以来、箱根恐怖症になった。シビックは今でもまた乗りたい車No.1ですわ。

三菱・ディアマンテ(3000cc、4WDシビックの弱点だった乗り心地の悪さを、そこだけを見直して購入。60万くらいだったと思う。年式の古い中古車ながらカテゴリ的には高級車である。当時としては超贅沢装備だったカーナビ(勿論CDROM)を搭載しており、バブル時代の車だけあって、随所に贅沢装備が盛り込まれてきた。最上級グレードだったしね。なんかドアを開けて乗ろうとすると、自動的にハンドルがあがり、座席が後退するという機構で、数パターンの座席位置をメモリー出来るなど(リクライニングそのものもすべて電動、20年前の車でだよ)無駄でしかない装備ばっかりだった。当然、友人関係からは非難の目で見られたが、乗り心地はクラウンばりに良かったので、みんな乗りたがった。あと、他の車がよけてくれるので、その意味で良かった。そりゃDQNが乗るわけだと。この車一年くらいで謎の故障が発生し、廃車に追い込まれたとさ。

三菱・ギャラン(2400cc、FF)。この頃は三菱特有の無骨なスタイリングが滅法大好物な時期で、またも三菱車を買った。ボディ色もこれまでは暗い色ばっかりだったが、何を思ったかパール色を買った。一番の決め手となったのは、スポーツモード付5速ATだったからだ。あと、GDI(直噴エンジン)車に一度乗ってみたかったのもある。この車で51kmオーバーの速度違反で捕まった。それからいろいろあって、わずか10ヶ月で手放すことになった。本当はもっと乗っていたかったんだけど…。前の前の会社をやめたときに、ひとり東北ドライブ旅行に行ったことが唯一に近い思い出。何気に平泉から鹿児島まで走った車だから、短いながらもよく使ったと思う。
で、前にも書いたラパンSSである。初めての新車だった。当たり前だがちっとも故障しなかった。やはり買うのであれば新車だなとつくづく思った。学習した。
そんなわけで、これら挙げた車が横切るとだいたい反応してしまいます。さすがにファミリア、コロナくらいはもう走ってないがね…。もうちょっと写真とか撮っておけば良かったと思います。思い出って大事だよね。本当はコレクター趣味は無いのだけど、6台のトミカを探して集めてみようかと思っている最中である。