すきな匂いのはなし

ちょっとこれはあまりリアル世界で同調してくれる人が少ないので、変態揃いのネット世界で吐いてしまうのだけど、単刀直入に言うと私は紙袋の匂いが好きだ。あの茶色い紙袋だ。焼き芋を包む紙だ。よくフランスパンとか出ている紙袋だ。
もうそれは飽きないくらいずっと匂い続けられるし、紙袋に鼻を押し当ててずっと嗅がんでいることもよくやる。「紙袋 匂いが好き」で検索すると2000件は出てくる。素晴らしい。さすがインターネット。ただ、実際には世の中はビニール袋万歳の時代で、茶色い紙袋はそう滅多に出会えるものではない。
そんな中でIKEA港北に行ったのですが、ここはレジを通るときにビニール袋なんてくれないんですよね。これは昨今日本でも問題視されているビニール袋の使いすぎによるゴミの増加、それに付随しての環境問題への対策です。だいじなことです。でもその代わりに何度も使えることを想定した青い袋(70円)と、大きな茶色い紙袋(20円)が置いてあります。大概のIKEA好きは青い袋を買って「俺は環境問題に熱心でIKEAでは一見さんじゃないんだぜ」ぶるものなんですけど、昨日までは私もそうだったんですけど、今日は青い袋を持って店に入るのを忘れてて、レジで茶色い紙袋を買いました。
もうね、この匂いがたまらないのよ。すごい発臭。まったく何年ものなんだろう。スウェーデンは本当によくやる。
その夜は買った中身そっちのけで紙袋を匂っていました。さて、次の出会いはどこであろうか。