紀行文で旅をする

最近の文庫本の装丁はとても凝っているので、読むだけではなくて書斎を彩るという意味でも買いたくなる。
私は司馬遼太郎ファンでいろいろと読んだつもりだったけど、堂々とファンだと言えるわけではなくて、それはどうしてかというと一冊も「街道をゆく」シリーズを読んでなかったからだ。ある種、拒否感のようなものがあったかもしれない。
元々、紀行文のような文学は読まない。
なぜだろうかは分からないが、最近はそういうものが無くなってきたので抵抗も薄れ、また前述のように装丁が素晴らしいので、これからちょくちょくと買っては読んでみようと思う。
問題なのは、第1巻からちょくちょくと読んでいくか、好きなところを適当に読んでいくか、はたまた最後巻から読んでいくか(笑)などいろいろとあるが、初めて買ったのは住処から近い、三浦半島編。

街道をゆく 42 三浦半島記 (朝日文庫)

街道をゆく 42 三浦半島記 (朝日文庫)

なかなか旅も出来ない身になってしまったので、これを読んで旅した気分に浸ろうと思う。