定額給付金

政治に素人である一般人の多くが、「お金は欲しいから貰えるものは貰うけど、たぶんやっても意味が無い。景気は良くならない。」くらいにしか思っていない定額給付金ですが、最初は単なる冗談かと思っていたが(森喜朗くらいから冗談が服を着たようなのが総理になり続けている為)どうやら選挙対策として本気でやろうとしているみたいだ。マスコミ的にはもうやるもんだという風に世論を形成しつつあって、ネックになるのは所得制限をどうやるかという点くらいらしい。事務方の負担を考えると面倒極まりないことであるし、そもそも今回の給付金は趣旨がよくわからないので、制限するにもその目的から明確にしないといけない。常識的に考えて。
で、まぁやるんなら勝手にやれくらいに思ってはいるのだけど、なんで年金不払い者とか健康保険の不払い者(ここでいうのは対象者としての人で、未成年なんかは入らない)とかにまで給付する必要があるのかと思う。たしかに、それらを払う余力もない人を救済するという意味はあるのだろうけど、ギリギリの生活でもちゃんと納税している人から見たら、これほどバカ正直なものもない。そもそも、定額減税をやるはずだったのに給付金に変更されたあたりから、怪しい香りがしていたけれど、こんなくだらないバラマキ戦術の為に、もっと大事な議論や解決すべき問題がおざなりにされるのが残念でなりません。