プライスレスのはずだった

やけに久々になってしまったが、大井町の駅ビル屋上にあるコートでフットサルしてきた。自分とこから大井町は熟睡できるほど遠いのだが、大井町にさえ着いてしまえばすぐ行けるコートなので割かし良い。ロッカーやらシャワーやらついているのだけど…素敵施設なんだけど…やはり大金を払ってまでやるっていうことに抵抗感がある。
私の生家は、叔父の陰謀により略奪されて更地にさせられて今ではマンションが建っているので面影まったく無しなのだけど、生家の前にあった空き地は少し残ってる。昔はもっと広かったので、私はお天道様が昇っている間中はそこで遊んでいた。とはいえ空き地なので石もごろごろ転がっていれば、草がボーボーに生えていたりもする。随分と転んでは膝を擦りむいたもんだ。そんなひどい空き地だったがだが、今となっては良い思い出。なにせタダで遊べたんだから。
大人になった今、遊ぶことにいちいち金のかかることに多少憤りを感じてしまいますね。むしろ金がかかるのが当然といった風潮もある。高くておいしい食べ物を食べてぶくぶくと太り、今度はやせるために金をつかう、そんなバカげたことをやっている人が多い。何もないこと、何もしないことだって意義はあるんだと思うけど、実はそれが一番難しいのかもしれない。