大失態

今日は出産のために里帰りしている妻の実家に向かおうとしていて、洗濯乾燥をかけて颯爽と出かけたのだが、団地の管理事務所から電話かかってきて、下の階から苦情が来ていると連絡があったので厚木インターで陰鬱になりながらも引き返してきた。苦情というのは、どうも下の階に水が漏れたらしく、ポタポタ天井から落ちてきたので、とりあえず水道の元栓を止めたからさっさと対処しろやボケという内容でした。
心当たりなんて…とか思う前に光の速さで確実に洗濯機が原因なのだろうなと思って、自宅に着いて玄関を開けたらやっぱりそうだった。洗濯機から水が漏れていたが、だいぶ下に染み落ちたようだった。ダイレクトに謝罪しにいくのはリスクが伴うので、とりあえず東芝に電話。さっそくサポセンの人に来てもらう。びっくりするくらい異常が見つからなくて、さすがにこれはまずい、そういえば住宅保険も借家人特約つけていなかったことを思い出し、損害賠償という嫌過ぎる四字熟語が脳裏を占める。
しかしながら、東芝の人は極めて良い人で、無理矢理気味に故障理由をつくってくれて、下の階に説明しに行ったのだった。その間の話では、何か弁償することがありましたら当社がお支払いしますよとのことだった。下の階はぼろぼろになってないことだけを願って、いざ呼び鈴を鳴らして状況を見せてもらったけど、別にひどいことないじゃん…という見た目で、でもそこに住んでいる老夫婦は当時の状況を切々と何度も何度も同じことを繰り返し喋っている。東芝の人とひたすら聞いていて、いい加減飽きてきたと感じたこと、老夫婦の息子が東芝の人だったことが判明。私ももうすぐ妻が出産なんすよーとかいう世話話をしだして、なんとなく和やかな雰囲気になったところで事は済んで帰った。
結局のところ、お詫びの品(新潟産コシヒカリ)をお渡しして今回は事無きを得たのでした。

洗濯機をかけたまま出掛けない、というのが今回の教訓です。
あと、なんだかんだで東芝は素晴らしい会社ですね。サポートにはずれがない。