タクシーは嫌いなんですよ

昨日の台風で大変な思いをしたけど、実はどうせあと一駅だし、タクシーを使うという選択肢もチラついていた。まだ電車も運転見合わせしたばかりだから、今タクシー乗り場に並べば、わりかし早く行けるかも、と。しかし私は公共交通機関の中でも最も毛嫌いしているのがタクシーだ。
何が嫌いかって、タクシー運転手に多い運転の荒さが嫌いだ。荒い運転の車に乗っていると私はすごく不愉快だ。私は他人が感心するほど安全かつ精密な運転を心がけている。車間距離は十分にあけ、急加速急ブレーキはしない。こんなものは基本中の基本である。無理なブレーキをかけないことは燃費向上にも良い。運転の上手さを見るにはひとえにブレーキングを見ればわかる。けして速く走るとか、何台もかわして走れるとかそういうことではない。(昔は私もそういう"下手"なドライバーのひとりだった)ブレーキングであると思う。ことに街乗りに関してはそうだ。
まして人を乗せている時などは、乗車している人に対してGをなるべくかけないようにブレーキをかけ、車が完全に止まる直前に微妙にブレーキを緩めて止まったことすら実感できないような究極のブレーキングを目指す。どんだけ気を使ってるのか知らないが、自分の場合はそうだ。
翻ってタクシーはというと、客のことなどおかまいなしに荒い運転を心がけている。信号が変わった途端に急発進、先にある信号が赤なのに、やけに近づいてから急ブレーキ。乗っているほうがうんざりである。中にはまともな運転をしている運転手さんもいるだろうけど、私が乗る時に限ってだいたい荒く、不快な思いをさせられることが多い。ハンズフリー通話でずっと営業所と大声でしゃべってる奴もいた。不快を通り越して苦痛であった。
そんなんだから多少タクシーを使ったほうが良さそうな状況だろうと、乗り過ごして終点(大船…)まで行っちゃったときだろうと、無理矢理に徒歩で帰ったりするのだ。